「抜苦与楽地蔵」
抜苦与楽地蔵について
今般、津市民の有志が津市美杉の木材を使い、津市民の幸せを願うための仏像を制作しました。これは、津市中心部の活性化の一端として津市の中心にある津観音に安置することで、市内外からの参詣および観光客を誘致するために考えだされたものです。
「抜苦与楽(ばっくよらく)」とは
抜苦与楽(ばっくよらく)とは仏・菩薩が衆生を苦しみから救い、福楽を与えるという意味です。真の楽を得るためには、まず苦を抜くという考えを元にしています。
また、慈悲に相当する言葉であり、抜苦とは悲に相当、与楽とは慈に相当します。
安置場所は観音堂正面上り階段の左右に安置いたします。向かって左側に抜苦地蔵、向かって右側に与楽地蔵です。
- 1.材質
- 津市美杉の杉材
- 2.寸法
- 総高1.5メートル、幅0.6メートル、彩色なし。
- 3.祈願の仕方
- 参詣される方々は、自分の体の病んでいるところ、苦痛を感じているところがあれば、抜苦地蔵の同じ場所をさする。
与楽地蔵は、自分の願いを叶えてくださるよう手を合わせる。
抜苦与楽地蔵の除幕開眼式
- 日 時
- 平成23年11月13日(日)午後1時
- 式 次 第
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着座: 導師(津観音住職)脇導師2名 計3名
前讃: 喜びをたたえるお経
開眼作法: 木造彫刻を仏像に変える作法
般若心経
感謝状贈呈(6名)
祝辞: 津観音保存会会長(飯田俊司)
謝辞: 津観音27代住職(岩鶴密雄)
終了